ガイド
嫉妬さがし中
みんなも何かあったら教えて。

さがし中




ペルソナ3/ペルソナ3フェス
中央左側、変なカチューシャをつけている娘が“アイギス”
右上のメガネっ子が“伏見千尋”
手の平をかざしているのが“岳羽ゆかり”
……以上、未プレイの管理人によるリサーチでした



PN「七死」様あらため「二刺満塁?」様からのタレコミレビューです。


 株式会社アトラスから発売されたPS2用ソフト、「ペルソナ3」を紹介させていただきます。
 
概要

 一日と一日の狭間にある、常人には知覚出来ない時間帯”影時間”。そこでは通常、人間は”象徴化”されて黒い棺のオブジェと化し、自由に動けるのは”シャドウ”と呼ばれる怪物たちのみ。市井の人々はそんな時間が存在していることにも気づいていませんが、万が一何らかの理由でそこに迷い込んでしまった場合、人間は精神をシャドウに侵食され、無気力な”影人間”にされてしまいます。
 主人公たちはこの影時間の中でも行動できる適性を見出され、昼は高校生として周囲の人々との絆を深めつつ、夜は影時間の中でシャドウに対抗する力、”ペルソナ能力”を駆使しながら戦うこととなります。
 女神転生シリーズ特有のダークな世界観を受け継ぎつつ、これまでの作品とは違った視点から登場人物たちを描く、異色の学園RPG。


嫉妬について

 本作は主にダンジョン外で行われる「日常生活パート」と、主にダンジョン内で行われる「戦闘パート」に分かれています。
 この前者の日常生活パートで深めた主人公の周囲の人々との絆(コミュレベル)は、戦闘パートで召還できるペルソナの強さに大きく影響しますので、戦闘パートをスムーズに進めるためには、日常生活パートで頭を絞りながら、効率よく人々と絆を深めていかなくてはなりません。

 だからその結果、二股や三股や四股といった状況が生まれても、しょうがないことなのです。

 あくまでペルソナの強化が目的ですから、しょうがないのです。
 プレイヤーは何とか効率的にプレーしようとするものなので、しょうがないのです。
 絆を深めなければならないヒロインが、全部で五人もいるのが悪いのです。
 プレイヤーは何も悪くないのです。
 悪いのはみんなです。地球温暖化はみんなが手を取り合わなければ解決できないのです。さあみなさんクールビズです。ネクタイ取った程度では涼しくありませんよ。シャツも脱ぎましょう。ズボンも脱ぎましょう。パンツも脱ぎましょう。靴下も脱ぎましょう。そのまま笑みを浮かべて夜の繁華街を駆け抜けましょう。すごい開放感! びっくりするほどユートピア!



 …………ちょっと錯乱してしまいましたが、何となく本作の魅力が伝わってきましたか?

 しかし、本作は残念なことにCERO12作品。
 直接的に表現された修羅場は、お子様にはまだまだ刺激が強すぎます。
 よって空鍋のような、メジャー級の直球はありません。
 せいぜい、絆が一定以上のレベルに達して「特別な関係」となったヒロインが、長期間放置するか他のヒロインとしゃべると嫉妬に狂ってくれるシステムや、普段は内気なヒロインが、このままでは主人公と他のヒロインが深夜に二人きりになると聞いた途端、理性を失って職員室に怒鳴り込み、その原因と思しき教師を締め上げるイベントくらいでしょうか。
 ストレートな嫉妬は、この程度です。

 が。

 少しでも想像力を働かせれば、このゲームは至高の修羅場ゲーと化します。
 そう、桂言葉がMAX160kmの本格派ピッチャーならば、このゲームは変化球で幻惑する技巧派ピッチャーなのです!
 例えばこんなシチュエーションを想像してください。

                  
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『学校から寮に帰ってくると、
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        三股相手全員がラウンジでくつろいでいた。』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    「バレてるかも」とか「殺される」とか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


 普段から修羅場を望んでいる人間でも、修羅場の予感に思わずポルナレフになってしまう場面です。
 ですがヒロイン五人のうち三人が同じ寮に住んでいるため、ゲーム終盤はこの状態がデフォルトです。

 そして、一度でも想像力が働き始めると、ヒロインをはじめモブキャラに至るまで、そこかしこにヤンデレの息遣いを感じることが出来ます。

 前述の職員室に怒鳴り込むヒロインはもとより。
 主人公との間に生まれる子供に想いを馳せるヒロイン。
 ひたすら主人公の仲間の一人を描き続けるゴスロリ娘。
 ヒロインの一人をストーカーまがいの行動で追いかける女生徒。
 二股相手が両方出席している生徒会。

 さらにエンディングでは、同じ寮に住む三人のヒロインたちが屋上のドアを開けると、主人公が機械乙女アイギス(非攻略ながら事実上ヒロイン扱い)に膝枕されているという、素晴らしい状況が!

 うはwww どこまでも夢がひろがりんぐwww
 想像力を育てるという意味で、是非お子様たちにもお勧めください! ゆとり教育も何のその!


ゲームとして

 操作に慣れるまでは少々苦労しますが、戦闘の難易度はそれなりに低く設定されており、おそらくゲーム初心者でもクリアできるでしょう。シナリオは本筋のシナリオはもとより、季節に応じたモブキャラのセリフ変化まで作りこまれており、本筋からディテールまでしっかり楽しめる作りになっています。戦闘システムも弱点属性攻撃・クリティカルヒットで行動回数が増える「ワンモア・プレス」や、敵を全員ダウン状態にした際に全員で攻撃できる「ボコスカ・プレス」など特徴的なシステムが組み込まれており、それぞれのプレイヤーの好みや独自性を出せるように出来ています。これらに加えて背景やメニュー画面、音楽の手の込みようを勘案すれば、かなりの完成度を誇る優良ゲームと結論しても良いと感じます。
 ただ、ダンジョン内に極端に敵を見辛い階層が存在することや、日常生活パートが夏休みなどにだれ気味になりがちなこと、そして特にクリアまでどうあがいても百時間を超えてしまうテンポの悪さは大きな問題といえるでしょう。本当に大問題です。本当に……。





 but ... then I didn't know new girl's coming in after story ... much less her bloody jealousy ...
   (でもその時、私は後で新キャラが出てくるなんて気づかなかった…。まして彼女がいい嫉妬を持ってるなんて…)






 さて、洋画風に決まったところで、後日発売されたペルソナ3のファンディスク「ペルソナ3フェス」の紹介に移りたいと思います。


概要

 もともとの作品にコスチュームチェンジ、新イベントなどの追加要素を加え、さらに後日談シナリオを付け加えた作品。
 後日談では機械乙女アイギスを主人公に、本編では語られなかった真実が明らかにされていきます。


嫉妬は?

 本編はほぼ変化ありません。しかし、後日談に素晴らしい新キャラが登場します。
 その名はメティス。
 楓様たちには遠く及ばないものの、なかなかの本格派です。
 アイギスの妹である彼女は極度のシスコン。
 まず登場時、時の空回りから姉を守るため、アイギスと一緒に戦ってきた仲間たちをいきなり皆殺しにしようとします
 何とか取り押さえられた後も皆殺しを主張しますが、アイギスにそんなことをするなら嫌うと言われて断念。いい依存っぷりです。
 通常時はアイギスから装備品を受け取ると「わぁ……ありがとう」と喜び、戦闘に勝利すると「汚い手で姉さんに触るな!」と言い、戦闘中に合流命令を出せば「お待たせいたしました、お姉さま!」と走ってくる……。
 イベント時はアイギスと仲間たちが思い出話に華を咲かせると嫉妬してふてくされる……。

 うほっ! いいヤンデレ!

 さらに、本編でヒロインの一人だった岳羽ゆかりも凄まじい成長を見せてくれます。
 具体的に言うと、「過去に戻って本編のエピローグ後に死んだ主人公を救うか、それとも彼が命を賭けて勝ち取った「今」を生きるか」という選択肢を突きつけられ、仲間同士の意見が対立した時、対立する仲間たちを殺すため、躊躇無く武器を持ち出してくれるくらいに成長してくれました。
 さらにその決闘に敗れた後も、過去に戻るために必要なアイテムをアイギスから奪い取ろうとします。
 何という進歩! いや、ここまで行けばこれは進化!

 ああ、成長期って素晴らしい!

 成長期の大切さを教えるという意味で、是非親御さんたちにもお勧めください! 子供と嫉妬は世界の宝やで!


ゲームとして

 基本的に「ペルソナ3」と変わらない優良ゲームです。
 本編はハードモードが追加されたものの、特に難易度に問題はありません。しかし後日談はなかなかの難易度で、歯ごたえがあります。特に「ペルソナ全書無し」「番人直前の転送装置による全回復不可」「番人の弱点属性が不揃いかつ回避率が高い」の三点を考えず、本編と同じ感覚でプレイすると痛い目を見ることは確実で、この辺は女神転生シリーズ特有のマゾゲー臭がぷんぷんします。
 とはいえ頭を使えば結構簡単に解決でき、ゲーム初心者でも「本編→後日談」の流れをしっかり踏めばつまることはおそらく無いと思いますので、初心者にもお勧めできるゲームだと思います。



PN「七死」様からの、「ペルソナ3ドラマCD」についてのタレコミレビューです。


 ちなみにペルソナ3は本編のゲームよりも、"A CERTAIN DAY OF SUMMER"というドラマCD内の1エピソードが大変修羅場らしい展開で腹を抱えました。
 内容としましては、デートのダブルブッキングならぬトリプルブッキングがバレて次々に電話が掛かってくる、というお話です。
 ドラマCD全体から見れば尺が大変短く、ちょっとした小ネタって感じでしたね。これがドラマCDのメインエピソードでなかったのが心の底から物凄く、血涙が溢れるほど悔やまれます……。

 これとは別に、アイギスの「てれってってー」は必聴です。




 管理人です。(未レビュー)

 管理人の補足コメントが不必要なくらい、丁寧なレビューをありがとうございました!
 もはや、嫉妬シーンとその台詞をそのまま抜粋するくらいしか、管理人にできることは残っていないようです……。

 おっとっと! 大切なことを忘れていました! 管理人にも一つだけ、言及しておくべきことがあります。
 それは――みなさまへの警告です。


 本作『ペルソナ3』はたいへん面白いゲームであると聞いております。「二刺満塁?」様も述べておられるような「ゲームのテンポの悪さ」も手伝って、ダラダラ時間をかけて遊んでしまう作品でもあります。気が付けばテレビの前に百時間以上も噛り付いて、サルのようにプレイしている感じです。
 ですが……彼女持ちのみなさまには、ここでぜひとも注意していただきたいのです。

 いやね。管理人の知り合いに、いるのですよ。彼女を放ったらかしにして、何日も何十時間もペルソナ3に夢中になった男が。誰とは申しません。
 その結果、彼は――

 ――あぁああああ、いやいや! これ以上はとても公のネット回線で話せません! 知り合いのプライベートにも関わる問題です! ですが、彼の尊い犠牲を無にしてしまうわけにもいきません。次の悲劇を未然に防ぐためにも、先人の失敗から何かを学んでいくべきなのです。


 『彼女持ちの人は、ペルソナ3のプレイ中は周囲にも気を配れ』――その警告だけを、ここに記しておきます。


△目次へ戻る



さよなら絶望先生
何故かレトロさ満点の絶望先生。
単行本全巻を通して、表紙は彼のみというストイックさ。


PN「悪徒」様からのタレコミレビューです。


 本作品は週刊少年マガジン内にて大人気連載中の作品です。
 現在は第9集(巻)まで出ており、現在ではアニメが放映中です。

 話の内容的には「和服をいつも身に纏ったネガティブ思考の高校教師『糸 色 望』(いとしき のぞむ)つまり『絶望先生』が文字通り絶望していく」と、いったギャグ漫画です。
 そしてそして、『絶望』という大テーマから嫉妬を連想するにはあまり労力を費やしませんよね?

 そうです。

 この漫画には嫉妬キャラが潜んでいるんです。


 その名は『常月 まとい』。
 公式のプロフィールより抜粋いたしますが、『出席番号 22番 超恋愛体質 ストーカー少女』とあります。
 (※管理人補足:アニメ版公式サイトのキャラ紹介ページにおいて、まといちゃんのお姿を拝めます)

 そうです。
 好きな人のためならなんでもやっちゃう子なんです。

 以下原作本文より抜粋。

 ストーカーとして警察のご厄介になった後、動機や経緯等を担任の絶望先生に語るシーンで、

「私・・・ダメなんです。好きになるとその人の事が一日中気になって仕方ないんです」
「5分おきに電話をかけてしまったり、電話しながらもメールしたり」
「急にどーしても会いたくなり深夜に押しかけたり。行動が気になって盗聴器仕掛けたり」



 ・・・とここまではちょっとやりすぎ感のある発情期の女の子って感じですよね。
 と、ここで理解のある女の子(多分メインヒロイン(?)的存在の)ペンネーム「風浦 可符香」(ふうらかふか)が現れます。

「こんな身近にストーカーがいるはずないじゃないですか」
「彼女はただの"純愛"ですよ」


 そう、ここでまといは気づくのです。自分はストーカーではない事に・・・。
 
 更に可符香は続けます。

「まっすぐで一途な分だけ愛が強いんですよぉ。ちょっとした"ディープラブ"ですよ」


 そう、ここでまといは確信するのです。
「私、ストーカーなんかじゃないです」
「人より少し愛が濃いだけなんです!!」



 そして彼女は愛を確信すると彼の下に向います。

「たかし!」
たかし「ひっ」


たかし「帰れよ、もうお前とはとっくに終わっているんだ!」
「私たちあんなに愛し合っていたじゃない」



 そしてここに可符香の様に理解のある人物が現れます。
 そう、この物語の主人公『絶望先生』です。


「本当のディープラブをお教えしましょう。究極の愛・・・それは心中することです!!」

 そういうといつも携帯している心中グッズを渡すと、こう捨て台詞を掃いてそそくさと帰っていきます。

「先生でよかったら、いつでも一緒に死んであげますよ。じゃっ、よい旅を」


 その捨て台詞が彼女を更に奮い立てます。
 ディープラブを教授してもらった彼女はこう解釈したのです。

「究極の愛・・・それは心中すること・・・・。
 絶望先生は、いつでも一緒に死んであげますとさわやかに・・・」



 !?

 私、告られた?


 そう、「一緒に心中してあげますよ=あなたを愛しています」なのです!
 絶望先生も女が愛している男がいる前でよくやってのけました。

 そう、まといはそんな男らしい絶望の事を愛してしまったのです。

 今まで愛していた男に
「帰るね」
 とだけ告げ、部屋を去ります。


 そして次の日。
 職員室で絶望先生が見ているのはまといの3人の元彼と写っている彼女の写真。
 ガングロにB系に、彼氏と同じような趣向の服装をしています。

 この伏線はこの後すぐに回収されます。


???「おはやうございます」

 いかにも古式な日本語を放ちながら教室のドアを開く和服姿の少女、それはいかにもまとい本人であります。

 そしてその日一日中絶望先生の事を見つめ続けます。
 絶望先生が帰宅後も黒電話を絶え間なく鳴らされたり、「好き」と大きく書かれたものをFAXで何枚も何枚も送り付けられたり、とまといの愛情表現がなされます。

 そして彼女の部屋一面が絶望先生の写真で覆い尽くされている描写がなされます。


 とまぁ、私も絶望先生はまだあまり詳しくないのですが、嫉妬キャラの要素は十分にあると思います。
 ただ、まだ私の読んだところまででは、一人候補がいるのですが、対立する好敵手が現れておらず、嫉妬するというシーンは未だ描かれていません。
 これから今出ているものは読み終えようとは思っているので、また嫉妬シーンがあったら追って報告させていただきます。
 ならば読み終えてから報告しろと思われるかもしれませんが、この感動をいち早くお伝えしたかったのであります。
 お許しくださいませ。

 また、余談なのですが、今の話に出てきたまといの元彼「たかし」ですが、男でありながらも嫉妬キャラであります。
 まぁ、嫉妬の定義として男のするものはあまりよろしくないのではありますが、一応ご報告をさせていただきます。

 また、作品の方の一巻を読んでいただければわかると思いますが、これより出番はなさそうな使い捨てキャラだと思いますが、たかし君の今付き合ってる彼女も嫉妬キャラでありまして、その彼女のストーカーの奥さんも嫉妬キャラであります。
 そこらへんはどうも文章で表しがたいのでどうぞ作品の方を是非ともお読みください。


 本作品は週刊少年マガジン内にて大人気連載中の作品です。
 現在は第9集(巻)まで出ており、現在ではアニメが放映中です。




 管理人です。(アニメ版視聴中)

 ご丁寧なレビュー、ありがとうございます! 続刊においてさらなるヤンデレシーンを見つけられましたら、是非またレビューの続きをお願いしますね。楽しみにしております。
 管理人も現在、アニメ版の方をチェックしています。肝心のまといちゃんが登場する「第二話」は見逃してしまいましたが……それ以降はちゃんと観てますよー。


△目次へ戻る



怪談 (落語「真景累ヶ淵−豊志賀の死」より)
これは桂歌丸師による落語CD。
「豊志賀の死」は、「真景累ヶ淵」という遠大な因縁物語の
ほんの一節にすぎないようです。



PN「漫遊」様からのタレコミレビューです。


 落語の怪談噺で「真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)」の「豊志賀(とよしが)の死」というエピソードがかなりの嫉妬&ヤンデレです。

 三味線の師匠である豊志賀という妖艶な女性の家に、新吉という商人が入り浸り深い仲になります。しかし三味線の弟子であるお久という大人しい娘が新吉と親しそうにしている様子に豊志賀が嫉妬するようになり、それがもとなのか眼の下に大きな腫れ物が出来、そのうち精神も病んでいきます。
 それからというもの、「私の事嫌いになったんでしょう」「あんたは私が死ねばいいと思っている」などと盛んに口走るようになり、とうとう「新吉という男は誠に不実な男である。必ず死んで取り憑いてやる。女房をもらおうものなら七代までは取り殺す」という遺書を残して自害してしまいます。
 そして死してなお豊志賀の情念は燃え上がり、新吉に関わる女性たちを悲劇に巻き込みます。

 というのが大まかあらすじです。
 この噺、色々な大御所落語家がCDで出しているほか、文庫化もされており、8月にはこの「真景累ヶ淵」を原作に、黒木瞳が豊志賀を演じる映画「怪談」が公開されます。

 この噺は安政時代に三遊亭圓朝という名人が創った噺です。江戸の昔に創られたこの作品が現代まで受け継がれるのは、やはり人間元来女性の嫉妬やヤンデレが好きだからなんですね(笑)。



 管理人です。(DVD発売待ち)
 
 漫遊様も言及しておられますが、この落語は2007/8/4より公開中の松竹系映画『怪談』の元ネタになっているお話です。……今ちょっと公式HPを覗いてみたんですが、結構迫力がありますねぇ……。
 管理人もこの映画に興味津々でおりまして、DVDが発売されたら是非ともレビューを書きたいと思っていたところでした。余裕があれば、原本の落語そのものも聞いてみたいですねぇ。映画や文庫などにはない、“独自の雰囲気”というモノを味わえそうです。

 てなわけで、近い将来、このページでレビューを書けたらなと思っています。


△目次へ戻る