ガイド
嫉妬さがし中
みんなも何かあったら教えて。

さがし中




シャイニング・フォース イクサ

 「力を貸しやがれッ!! シャイニング・フォーーースッ!!!」(主人公の名言)


概要
  人間の国と魔族の国の二つに分かれて、ずっと小競り合いを続けている世界のおはなし。主人公トウマは、「手にした者の望みを何でも叶える」と言われている聖剣、シャイニング・フォースの主になってしまいました。「ようし、王様になるぞ!」調子こいてそう叫んだトウマの傍らには、冷ややかな光を瞳に湛えた少女の姿がありました……。
  二人の主人公を切り替えて遊ぶ、セガのアクションRPG登場! 今回も群がる敵をバッタバッタとなぎ倒しては、敵のワンパン(パンチ一発)でゲームオーバー!!


嫉妬を出しやがれッ! シャイニング・ふぉぉおおおおおすッ!?

 「まいったなぁ……。今日は、あんまり体調のよくない日なのに……」(ヒロインの名言)

 
 銀髪のクールビューティーヒロイン、“シリル”(CV:桑島法子)の発言です。→のパッケ画像の女の子ですよ。作中では、主人公たちの本拠地“ジオ・フォート”はしょっちゅう敵に攻め込まれるのですが、その防衛戦に討って出る際に言い放つ、この一言。お上品な清楚顔をして、こんなこと言うのですからたまりませんよぉ。ゲヘヘヘヘ……。
 ……クレームがつく前に先に告白しますが、ここの管理人は品性下劣にして「生理ネタ」が大好きです。まぁそれには、厚生労働省推薦の立派な理由と言い訳があるのですが、それは別の機会にということにして。ともかく、なんでココでこんな台詞を大々的にピックアップしたかと申しますと、(「そっかぁ……生理中かぁ……げへへへへ」という変態的嗜好もありますが)まず第一に、「生理」というキーワードがこのヒロインをよく体現しているからであります。

 すなわち、シリルは「年中ブルーデー」のような性格の女の子なんです。(物語序盤は)
 いつでもどこでもカリカリ苛々。やたら冷たいと思ったら、急に怒り出したりします。
 少なくとも、物語前半は生理中だったに違いないのです。絶対に!


シリル、生理中(ツン期)

 シリルは初めて会った時から、よく分かんない娘でした。聖剣さがしの旅の途中で、たまたま出会った同じ目的の持ち主がシリルです。「聖剣をみつけるまでは力を合わせよう」と約束しているのに、彼女ときたらすぐにふらりと姿を消します。単独行動ばかりして非協力的だし、ろくに口も利いてくれないし、ニコリとも笑わない能面女だし、ときどき怪しい態度をとります。トウマも「嫌なヤツだよなぁ、友達なくすぞ……」と思っていました。
 そんなある日のことです。「この洞窟はもう私が調べたよ。何もなかったよ」とシリルが主張している洞窟を、それでも念のためにもう一度探索してみることにしてみたトウマたち一行。そしたら――あったんですよ! 聖剣シャイニング・フォースの奉られた祭壇が! トウマは聖剣を見事に引き抜いてみせました。すると聖剣は、トウマの右腕に巻きついて篭手の形になってしまいました。……聖剣がその所有者と引き離されることがないように、トウマの身体と一体化したのです。トウマが死ぬまでは、聖剣は絶対にトウマの身体からは外れません。ここでトウマは、“聖剣の主”になったのです。
 “聖剣の主”になると、もれなく機械の兵隊さんや「ジオ・フォート」という古代要塞までオマケでついてきます。一夜にして一城の主になってしまったトウマは、「ようし! それなら俺は、これから王様になるぞ!」と大しゃぎです。しかしそんな彼を、軽蔑しきった冷ややかな目で見つめている少女がいました。
 「……こんな奴が、聖剣の主になるなんて……」――シリルは、そんなトウマを見て憎々しげに吐き捨てるのでした。

 そんなこんなで、ジオ・フォートに住み込んでの生活が始まります。ジオ・フォートの機能の大半が停止してしまっているので、それを復旧させるためのパーツ集めに奔走する日々です。しかしトウマの遠征中は、敵がひっきりなしに要塞に攻め込んできます。この古代要塞ジオ・フォートの装甲は、なんか異様に薄いです。「神の砦」ではなく、「紙の砦」なのに違いありません。しかも弱点が城外に露出しているというお間抜け仕様なので、討って出て敵を迎撃しなければならないのです。そんな時はシリルが、得意の魔法で敵を蹴散らしてくれます。なんだかんだ言って、殺るときには殺ってくれる娘なんです。
 しかしトウマに対する彼女の態度の冷たさは、相変わらずでした。仲間内でも、特にトウマにだけは刺々しいのです。歴史学者でもあるシリルは、トウマが聖剣について全くの無知であることに、嫌味ばかりを口にします。一人で勝手に思い悩んでは、苛ついてカリカリして、そして冷たい視線で彼を射すくめるのです。トウマにしても、自分がバカなのは本当のことなので何も言い返せません。生理で苦しんでいる女性はそっとしておいてあげるのが、男の優しさというものですしね。

 それにしてもこのジオ・フォート、いっこうに強くなりません。さすが紙で出来た要塞です。いいかげん強力な機能が欲しくなってきたトウマは、要塞の攻撃兵器“カノン砲”の復旧に乗り出すと宣言します。 けれどもトウマのその言葉に、シリルは遂に溜め込んでいたものを爆発させるのです。
 「トウマが、あんまりにも馬鹿だからよ!」
 「あんたなんかが……聖剣の主にならなければ良かったのにッ!」

そう言い捨てて、シリルは走り去ってしまいました。

 どうやら、今日は特に生理が重たい日だったようですね。彼女がブルーなのはいつものことなので、やはりいつものように放っておこうとするトウマ。でも他の仲間たちに「よく話し合ってみた方がいい」と忠告されたので、渋々シリルの元へ向かいます。けれども顔を合わせれば、相変わらずムッスリとしているシリル。可愛げのない女です。そんな彼女はここぞとばかりに、トウマに言ってやりたかったことをブチ撒けます。

 ・聖剣とは、「何でも望みを叶える」とかそういう夢のある類の代物ではないということ。
 ・聖剣の力は、古代から何度も蘇ろうとしている邪神を封印するためのものであるということ。
 ・聖剣の主になった者は、邪神を封印する責任を負わされるということ。
 ・過去の歴史上、邪神を封印しに行って生きて帰ってきた聖剣の主はいないということ。

シリル「残念だったわね、トウマ。あなたは、王様なんかにはなれない!」
トウマ「べつに、そんでも構わねぇよ」
シリル「……え……?」


 思い切り嫌味を言ってやったつもりのシリルは、しかしトウマにするりとかわされてしまいます。
 トウマは単に、二大国による戦争をやめさせたかっただけなのでした。捨て子だったトウマは、とある山岳民族に育てられたのですが、彼らは戦争に巻き込まれて全滅してしまったのです。もうあんな悲劇を繰り返してはいけない……そう思ったトウマは、聖剣の力を使ってなんとか戦争を止めようとしていただけだったのです。「邪神が復活したら、また封印すればいいだけじゃん」――トウマは軽く言ってのけます。それを聞いて、シリルは押し黙ってしまいました。とりあえず言いたいことは全部言い終わったみたいなので、トウマはもう彼女をそっとしておくことにします。生理中なんだから、カリカリしているのは仕方のないことですし。

 一方のシリルです。彼女はショックを受けていました。私利私欲のために動いているとばかり思い込んでいたトウマが、ずっと軽蔑してきたトウマが、まさかそこまで考えて行動しているとは思いもよらなかったのです。そうして今度は自分のことを省みてみると、なんだか彼にひどいことばかり言ってきたような気がします。……いや、ものすごく悪い態度でした。冷静になってみれば、自分が実に嫌な女だったことに気づかされます。彼には一度、ちゃんと謝った方がいいのかもしれません。

「だめよ。謝っても、きっと許してもらえるわけないわ……」
「私、ずっとトウマにひどいことばかり言っていたから……」


 シリルはメンスの真っ最中なので、詫びようと決心してもウジウジ思い悩んでばかりです。そんな彼女の様子を心配したメーベル(仲間であるエルフのお姉さん)は、シリルにこうアドバイスをしてあげます。「彼に笑顔を見せてみなさい」と。「絶対に許してもらえる」と。「女の子の笑顔には、男の子をそうさせる力がある」と。
 生来クールな能面顔で、他人に微笑みかけたことなどないシリルです。そんなことできるのかどうか分かりませんが、半信半疑のままにトウマをもう一度呼び出します。面倒くさそうにやってきたトウマに、シリルは勇気を出して笑いかけました。

シリル「あの……今まで、ごめんなさい」(にこり)
 それは、天使のような微笑でした。単純バカのトウマは、一撃でゲームオーバーです。

トウマ「い、い、いや、俺はべつに、そのぉ……」
 うろたえまくっているトウマ。
 シリルの方も、恥かしさのあまり「こんなの全然効いていない! もう二度としない!」と心に誓うのでした。(本当は、これに味をしめる)
 けれどもそんな二人の間に、以前のようなツンツンとした空気はありません。“雪どけ”の時代の始まりです。
 長かった生理は、遂に終わりを告げたのです



シリル、危険日(デレ期・嫉妬期)

シリル「ねえ……トウマ? トウマって、何が好きなのかな?」
シリル「私はあんまり料理が得意じゃないんだけど、何か作ってあげようかな……なんて」(にこり) ←【例の天使の笑顔、発動】
トウマ「ああ、メーベルの作ったもんなら、何でも好きだよ。あいつ、料理、うまいよな。量もたっぷりだしさ」(メーベルは、仲間のお姉さん)
シリル「私が作るって言っているでしょ! ちゃんと聞いてなさいよ!」 ←【以前のままの冷血光線】

シリル「わ・た・し・が、作る料理で、トウマが好きな物って、なんなの?」
トウマ「……うーん……。しばらく、考えてみてもいいか?」



 シリルの気持ちは完全に“裏返って”しまいました。デレモードです。
 しかしデレたらデレたで怖いときもある――お待たせしました! ようやく嫉妬の紹介に入れます! 今回は前フリが長すぎでしたね。

 この世界の南方には、魔族の大国があるんです。国王は“リームシアン”という妖艶な魔女です。聖剣の力を欲したこのリーム様は、単身お忍びでトウマと話をつけにやってきます。ある日、トウマが自室のバルコニーに出ると、そこにはリーム様が待ち構えていたのです。「人間の王ではなく、私たちに力を貸して欲しい」――リーム様は、そう要請してきます。いや……“誘惑”と表現した方が正しいのでしょうか?

リーム「それにな、私としては、お前にも興味があるのだ」
トウマ「え……? あ、あの……」
リーム「どうだ、トウマ。お前は、魔族の女に興味はないのか?」
トウマ「き、き、興味って、そ、その……」
リーム「うふふふふ……。どうやら、その気はあるようだな……」


 リーム様は、まるでキスするかのようにトウマに顔を近づけてきます。そのあまりの色気にコロッと転んでしまいそうになったトウマですが、かろうじて踏みとどまりました。「戦争をやめない限りはどちらの国にも加担するつもりはない!」と、彼女の誘いを跳ね除けます。
 こうまでしたのに拒絶されて、恥をかかされた形になったのはリーム様です。女王ですからプライドも高いので、トウマに「必ず後悔させてやる」と言い捨てて飛び去っていきました。

トウマ「勘弁してくれよ、まったく……」

 うんざりしながら自室に戻るトウマ。しかしそこには、ゆらありと佇んでいる人影が……

トウマ「なんだ、シリルか。なぁ、聞いてくれよ。たった今、そこに誰がいたと思う?なんと、あの――」
シリル「……トウマって、最低ね!」
トウマ「は、はぁ? な、なんでいきなり、そうなるんだ……?」
シリル「ラグナ帝には聖剣の力を貸さないくせに、あんな色仕掛けにはひっかかるなんて。……何考えてるの?」
トウマ「なんだよシリル。お前、聞いてたのかよ」
シリル「ちがうわ……“見てた”のよ。あの女に抱きつかれて、魔族の女に興味があるとかないとか、そんな話しをしてたところまで。トウマのデレデレした顔をみてたら、なんか頭にきたから、そこから先は見てないけど! いったい、なあにしてたのかしら?」
トウマ「何にもしてねぇよ! お前、一番大切なとこ見てねぇよ!」
シリル「……」
トウマ「俺、あのあと、リームシアンの誘いを断ったぜ! そしたらアイツ、怒り出しちゃって大変だったんだぜ!」


シリル「え? 本当に?」
トウマ「本当だよ……。『誘いを断ったこと後悔させてやる!』なんておどし文句まで言われてさぁ。まいったなぁ……」
シリル「本当に、本当なの……? ねぇトウマ! ちゃんと私の目をみて答えて!」
トウマ「な、なんでそんなしつこく聞くんだよ。ほ、ほんとうだって、言ってるだろ?」
シリル「……ふぅん……」
トウマ「……」
シリル「分かったわ。信じてあげる。トウマっていい加減なやつだけど、変な言い訳はしないもんね」


 ようやく落ち着いて、トウマの部屋から出て行こうとするシリル。……いったい、何をしにきたんでしょうか?

シリル「あ、そうだ言い忘れてた」
シリル「晩ごはん、できたわよ。トウマの大好きな、イノブタ鍋だから」(にこり) ←【天使の笑顔】



 それから数日後……。
 ジオフォートは、どこかからの猛烈な長距離砲撃に晒されます。なにせ装甲が紙の要塞ですから、たいへんです。
 しかも、要塞の内部では――

トウマ「敵の攻撃って、絶対リームシアンのヤツだよな。あいつ、オレのことすげぇ怒ってたし……」
シリル「うん。きっと、そうよ。トウマがリームシアンのことキラいだって言ったから、怒ったのよね?」(にこり) ←【天使の笑顔】
トウマ「キラいだなんて言ってねえぞ? 俺、リームシアンのこと、好きだよ。だって、かわいいじゃん」
シリル「……」(にこ……)
シリル「ふうん、知らなかった!」(鬼)

トウマ「リームシアンのヤツってさ。かわいいんだけど、おっかねえよな。シリルも、そう思うだろ?」
シリル「なんか……殺意が沸いてきたみたい」(鬼)


 こんな会話が繰り広げられるのでした。こっちもたいへんですね。



 シリル、今日は安全日?(倦怠期・喧嘩モード)

 この辺りから、少しずつストーリーの謎が解明されていきます。
 紙の要塞ジオ・フォートの管理人に、「真の機能を解放するためには要塞に施された封印を解除しなければならない」と言われたトウマ。 しかし同時に、「トウマ一人では封印を解除することはできない。シリルと話し合って、彼女の協力を得なければならない」とも言われます。なんのことやら分からないトウマ。ともかく、その封印のある扉の前に立って、聖剣を顕在化させてみるトウマ。「封印とけろ〜」と念じてみます、何も起こりません。
 ……と、その時、そんなトウマの傍らにシリルが立ちました。彼女が左腕を掲げるとそこには――なんと、もう一本の聖剣が彼女の手の平の中に!?
 聖剣シャイニング・フォースは、二本存在したのです。シリルもまた、聖剣の主だったのでした。どうりであんなにも強かったわけですね。そして彼女の今までの不審な行動も、これで理解できます。もう一本の聖剣に、軽々しく人を近づけたくなかったのです。聖剣の力を、悪用されたくはなかったのです。彼女もまた、聖剣の主なのですから。

 シリルはトウマに、邪神と戦うのが怖いと打ち明けます。過去の歴史上、邪神と戦ってきた聖剣の主たちは誰一人として生きて帰ってこなかったのです。そんなシリルを、トウマは力強く励まします。

「約束するよ。邪神が復活した時には、きっとシリルといっしょに戦うと」

 その言葉を聞いて、シリルはとても嬉しそうに微笑むのでした。
 トウマだって、ここでようやくシリルと分かり合えた気がしていました。
 彼女のことを理解できたと思っていました。なのに――


 ある夜のことです。一隻の飛空船がこっそりと、シリルの部屋のある塔へ近づいていきます。……役立たず要塞・ジオフォートの哨戒機能はどうなっているのでしょうか? 要塞のバルコニーでぼんやりしていたトウマは、それに気づいて、慌ててシリルの元へと向かいます。
 飛行船に乗って単身でやってきたのは、人間の国の国王である“ラグナ帝”でした。以前のリーム様と同じ様に、彼はシリルに対して「我が国に手を貸せ」ともちかけてきます。戸口で聞き耳を立てるトウマは、きっと彼女も自分と同じ様に要求を跳ね除けると信じていました。信じていたのですが……。

ラグナ「賢いお前なら知っているのだろう? 聖剣の主にかけられた、呪わしき運命を」
シリル「そ、それは……」
ラグナ「二本に折れてしまった聖剣では、邪神を満足に封印することさえできない。お前たち聖剣の主は、邪神に捧げられる生贄でしかない」
シリル「……」
ラグナ「悪いようにはせん。我々に手を貸すのだ。そうすれば、救われる」
シリル「……」


 彼女は、少し考えさせて欲しいと頼んで返事を留保します。
 帰っていくラグナ帝。物思いにふけるシリル。
 すると……

シリル「……あっ! トウマ!?」
トウマ「やっぱり、おまえってわけが分かんねえよ、シリル」
シリル「どうしたのよ、急に? イキナリそんなこと言われても、こっちこそ、わけが分からないないわ」
トウマ「さっき、俺、自分の部屋のバルコニーにいたんだよ」
シリル「まさ……か……!」
トウマ「知らなかったよ。お前、ラグナダームのこと、けっこう気に入ってたんだな?」 (男のヤキモチ、かっこ悪い)
シリル「ち、ちがうわよ! 変な事、言わないで! あれは、ただ……」
トウマ「それだけじゃねえッ!」

トウマ「ラグナタームとは話も合うんだよな! オレと話すときは、いつもごまかしてばっかのくせに!」
シリル「ちょっと落ち着いてよ、トウマ! 私は別に、ごまかしてたりなんか……」
トウマ「じゃあ、俺たち聖剣の主にかけられた呪いって、なんのことだよ!?」
シリル「そ、それは……!」
トウマ「ほらみろッ! やっぱ、ごまかしているじゃねえかッ!」
シリル「だけど、トウマ……私は……」

トウマ「俺、おまえに約束したよな。いっしょに、邪神と戦おうって」
トウマ「あのときおまえ、うれしそうにしてたけど……」
トウマ「あれも、ウソだったんだろ? 聖剣なんかあったって勝てねえんだし、オレたちは生贄なんだしさ」
シリル「そんな……ひどい!」
シリル「あの時トウマが約束してくれて、本当にうれしかったのよ。ウソじゃないわ、私のこと、信じて、トウマ……」
トウマ「バカヤロウッ! 信じられるわけねえだろッ!」
トウマ「おまえはいつだって、そうなんだよ! 自分からは何も言わねぇで、オレたちにはウソついてばっかで!」
トウマ「……もう、いいっ!」

シリル「トウマ、待ってッ!!」
シリル「トウマ……」


 がっくりと肩を落して、打ちひしがれるシリル。トウマを完全に怒らせてしまいました。
 でも、「トウマに本当のことを知られるぐらいなら、いっそこのまま嫌われてしまった方がいい……」とも思うのです。
 そうして部屋に戻って、彼女は泣きました。

 だがしかし、この一件の一部始終を、観察していた人物がいたのです。
 ――魔族の王、リーム様です。この要塞は本当に、外からの防備も内部からの機密もガタガタのハリボテですねぇ……。この期に及んで、未だにシリルに隠し事をされていたと分かって、トウマは非常に不機嫌です。だから注意力も散漫状態です。そんな彼の背後に忍び寄って、ガツンと一撃くらわすリーム様。気絶させて、自分の国へと拉致してしまいました。監禁です。

 そして夜が明けました。赤い目をしたシリルは、トウマの姿が消えたと聞かされます。自分のせいで家出をしてしまったのか……と思いきや、仲間からの情報を総合すると、リーム様が魔界へ連れ去ったことが判明します。

 ゆるせません!
 よりによって、あんな状態のトウマを、よくも! あの女!


 恋する乙女は、トウマ奪還のために要塞から討って出ます。目指すは魔界の牢獄です。シリルの怒りに恐れをなしたのか、何故かこのイベント中はジオフォートに敵が攻め込んできません。魔法の爆炎を巻き上げながら、ただひたすらに突撃するイクサ乙女・シリル。一方、その頃のトウマは……。

トウマ「さっさと、ここから出せ!」
リーム「相変わらず元気がいいな、トウマ」
リーム「それとも……ククク、八つ当たりか? あのシリルとかいう小娘と仲違いをしたせいで」
トウマ「うるせえ!そんなのお前に関係ないだろ!」
リーム「迷っているのなら、あの小娘がお前と口論したあと、何を口走ったのか教えてやろう」
リーム「『おまえに本当のことを知られるぐらいなら、嫌われた方がマシだ……』とな」
トウマ「シリルが……そんなことを!」
リーム「ああそうだ。同じ聖剣の主だというのに、何故そこまでおまえを拒絶するのかは、私にも分からんがな」
トウマ「……シリル……!」


 あの手この手でトウマにゆさぶりをかけて、自陣に誘い込もうとするリーム様。それでもトウマは、がんばってがんばって、リーム様の誘惑を断るのです。
 ――約束したからです。「シリルといっしょに邪神と戦う」と、約束したからです。トウマは、シリルの不義について怒っていたのではなく、彼女に信用してもらえなかった自分の不甲斐なさを怒っていただけなのでした。イイ奴なんです。

リーム「……仕方ない」
 そんなトウマの頑な態度をみて、リーム様は説得を諦めてに強硬手段に訴えます。
 トウマは、リーム様に無理矢理キスをされてしまうのです!
リーム「ん……ん……」
トウマ「んう…うぅゥゥ…ッ!?」

 ぷはっ!?
トウマ「こ、ここ、こ、こんなことしても、言うことなんか聞かないからな!」
リーム「少し残念だよ、トウマ。私は、お前の生意気なところが気に入っていたのだ。これからは……つまらなくなるな」
トウマ「そ、それ、どういう意味だよ。……う? うぅっ!?」



 はい、カメラをシリルに戻します。
 彼女の通った後は死屍累々です。無数の魔物をなぎ倒しながら、トウマが監禁されている牢獄に駆けつけました。
 その前に立っているのは――にっくき、あの女!!

リーム「ほほう……? これはめずらしい。人間ごときが、この牢獄の奥まで辿り着くとは」
シリル「トウマはどこ? ここにいるんでしょう? トウマを返して!」
リーム「クックック……返すわけにはいかんな。あれは、もう私のモノだ」


 盗人猛々しいにもほどがあります! そんなこと、絶対に認めるわけにはいきません! 魔界の地下牢獄で、女と女の壮絶な一騎打ちです! ……で、結局リーム様をボッコボコにしたシリル。リーム様は王城へと逃げ帰っていきます。シリルは、牢獄の奥で突っ立っている景品……じゃなかった、トウマの元へと駆け寄ります。

シリル「……トウマ!」
シリル「無事だったみたいね。さあ、早く逃げましょう!」
トウマ「……」
シリル「リームシアンのことなら、心配しないで。しばらくは、顔を見せないはずだから」
トウマ「……」

シリル「どうしたの、トウマ? なんで黙ってるの……?」
シリル「そっか……。わたしのこと、怒っているのね。口も利きたくないってこと……?」
シリル「そうよね……。そう思われても、仕方が無いわ……。だけど、いったん、ジオフォートに帰りましょう?」

トウマ「はい、わかりました」

シリル「え?」
トウマ「はい、わかりました。ボクは、リームシアンさまに従います」
シリル「どうしたのよ、トウマ! しっかりして!」
トウマ「はい、リームシアンさま……。どうぞ、ご命令を……」

 虚ろな目をして、ただそれだけを繰り返すトウマ。
 可哀想に……トウマは心を壊されてしまったのです。

シリル「トウマ……本当に、私が分からないの? わたしは、シリルよ!」
トウマ「はい、リームシアンさま、なにをすれば、よろしいですか?」
シリル「やめてよ! しっかりして! いつもの元気はどこにいったの!?」


 たまらなくなったシリルは、トウマを抱き寄せます。おっぱいも押し付けます。
 抱きしめて、縋りついて、泣きながら彼に呼びかけます。

シリル「こんなの……イヤよ……。こんな別れが来るんだったら、私は、何のために……」
シリル「ねえ……おねがい……! どんなにつらくてもいい。わたしのこと……思い出して……」
シリル「おねがいだから……わたしを……ひとりにしないで……!」
シリル「……トウマ……!」

    「……ん……し……リル……?」


 トウマが我に返りました! 自分を取り戻したのです!
 愛です! 愛の力のなせる業です! このサイトのアチコチで口を酸っぱくして言っているように、愛こそが嫉妬の原動力にして無敵のにゅーくりあな力なのです。この程度の奇跡を起こすことなど、屁のカッパというもの。だから「どうしてそうなるの?」とか、野暮なことをつべこべ考えてはいけません。……ホラそこ、深く考えちゃ駄目だってば!
 ともかく一件落着なんです。ここで初めて、二人して抱き合っていることに気がついたシリルは、慌ててトウマから身体を引き離します。照れ隠しに、とりあえず悪態でもついてみました。

シリル「トウマの方こそ、人騒がせにもほどがあるわ! みんな心配してたんだから……!」
シリル「でも、トウマが無事でよかったわ。今までのこと、なんにも覚えてないの?」(にこり) ←【天使の笑顔】
トウマ「えっと……いや、覚えてる。思い出した。そういや、リームシアンがいきなりキスしてきやがったんだ」
シリル「キス……した……?」(にこ……?)
トウマ「そうなんだよ。あいつにキスされたあとは、記憶がねえや。きっと、あれで魔法をかけられて――」


 魔界の地下牢獄に、乾いた平手の音が響き渡ります。

シリル「なんか……馬鹿みたい!」
シリル「助けに来ることなんか、なかったのね。リームシアンと仲良くやってたみたいだしっ……!」
トウマ「何言ってんだよ! おまえ、絶対、勘違いしてるぞ!」
シリル「そんなの、知らないわよ! 私、先に帰らせてもらうから!」
トウマ「待てよ、俺の話を聞けって!」


 言葉どおりに、ぷりぷりして先に帰ってしまったシリル。
 トウマは彼女の部屋まで追いかけて、なんとか話を聞いてもらおうとします。

トウマ「だから、ちゃんと聞いてくれって! 俺は、おまえに謝りたいんだよ!」
シリル「別に、トウマが誰とキスしたって、私に謝る必要ないわ。好きなだけ、すればいいじゃないっ!」
トウマ「そうじゃねぇよ!」


トウマ「俺、お前にひどいこと言ったからさ」
 トウマが謝ろうとしたのは、シリルにひどい物言いをしたことについてです。
 ……彼女は、何について謝るつもりだと思ったのでしょうか?


踏まれてぇええええ!

 はい、以上です。
 この作品で嫉妬があるのは、ここまでで全てです。全て網羅しました。今回は長文になってしまいましたが、作品内の嫉妬イベントの量はそう多くはありませんので、注意してください。今回、管理人の「シリル萌え」が激しくて、ついここまで突っ込んで書いてしまったんですよ。やれやれ、管理人もまだまだ未熟ですねぇ……。
 しかし、せっかくここまで紹介したのです。嫉妬には直接関係ありませんが、もう少しだけ「この二人の行く末」を書いておきましょう。以下は完全に単なるネタバレですから、これからプレイしようと思っている方はご注意下さいね。
 
 

 シリル、そして……(お別れのとき)
 
 トウマとシリルの活躍もむなしく、邪神が復活してしまいます。記録によればあと百年は復活しないはずだったのに、戦争が激化して負の怨念が世界中に充満したせいです。「復活するのはもう少し先のこと」――それだけがシリルの希望の光だったのですが、それも縋るべからざるモノだったようです。トウマとシリルは、聖剣の主として、邪神を封印するという使命を果さなければなりません。
 それは、シリルがずっと隠し続けてきた真実を、トウマに告げなければならないことを意味します。

 遥か太古に、対邪神用決戦兵器として開発された“聖剣シャイニング・フォース”……その力をもって、邪神を打ち滅ぼすだった。
 だがしかし、先手を打った邪神の手によって聖剣は穢されてしまい、二本に折れてしまう。
 それが今の世に伝わる、二本のシャイニング・フォース。

 しかし二つに分かれたままの聖剣では、邪神を倒すどころか、封印する力さえ発揮できない。
 少なくとも、その力を一本にまとめなければ全く歯が立たない。
 所有者が死ぬまで、その身体に巻きついたままの聖剣。
 二人の聖剣の主の力を、一人にまとめなければならない。
 だから歴代の聖剣の主達は、とある儀式を行って邪神を封印してきた。
 「より強い者」を選び出すための、儀式……。

 要塞ジオ・フォートの最下層には、邪神の封印場所へと通じる「一人だけがくぐれる」ゲートが設けられている。
 二本の聖剣の主は、それぞれ単独で最下層へと降り、そして……

「そうよ! トウマと私は、そこで殺し合いをするの……」
「……」


 邪神が復活するたびに、聖剣の主たちが行ってきた“儀式”。
 それこそが、シリルがどうしてもトウマに言い出せなかった“真実”でした。

 トウマとシリルは、ふたりぼっちで、要塞の最深部で対峙します。
 聖剣が顕在化し、トウマの手の平の中に納まります。
 シリルもまた、聖剣を手に宿します。

「本気で、こいよ」
 
 トウマの覚悟と、シリルの覚悟がぶつかり合います。そして、生き残ったのは――


 ハイ。管理人がご案内するのは、ここまでです。
 続きが気になる方は、ご自分でプレイしてみてください。



「恥かしくて、トウマには黙っていたけど、最後だから言っておくわ」(にこり)
「私ね…… トウマのことが好きだったの。大好きだったのよ」(にこり……



ゲームとして
 思っていた以上に、ストーリーに燃えちゃいました(あくまでも、予想していたよりは)。二人の主人公を切り替えて遊べるのも、いいアイデアです(終盤は一人に固定されちゃいますが)。しかし全体的にこの作品は、「平坦」なのが欠点ですね。ストーリーも、演出も、音楽も、ゲーム性自体も平坦です。湧き出てくる敵の大軍をただただなぎ倒して、ジェネレーターを破壊する。数歩進むとまた敵が湧き出てくるから、なぎ倒して破壊する。そしてまた進むと敵が――ずっと、この繰り返しが続くだけです。そりゃ確かにこの作業も面白いのですが、単調さに飽き飽きする人がいても不思議ではありません。あと、音楽と敵キャラとマップの半分以上が、前作のものの使いまわしだそうです。コストダウンは良いのですが、流石にこれはやりすぎなのでは……。ということで、「良作のちょい下」くらいの評価で、どうでしょうか?


シャイニング・フォース イクサ  総合評価
嫉妬度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆2
修羅場度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆2
ヤキモチ量 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆2
変な魅力 ★★★★★☆☆☆☆☆5

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ルーンファクトリー 新牧場物語

 修羅場学会ではわりと有名な作品「ルーンファクトリー」、ようやくの紹介でございますよ。

概要
 畑をたがやして作物を育てるのが目的という異色ゲーム、「牧場物語」。そりゃ農場物語じゃないかと突っ込まれ続けながらも、幾星霜。シリーズ十周年記念作品となる本作は、従来までの「ピュアライフを楽しむ」という切り口に、さらにファンタジーRPG要素を付加した意欲作。マーベラス・インタラクティブからDS用ソフトとしてのお届けです。
 記憶喪失の青年ラグナは、行き倒れていたところを不思議少女“ミスト”に助けてもらいます。さらにそこにつけこまれて強制的にありがたいことに彼女の親切心によって、牧場で働かせてもらうことになりました。町の人々も、「またミストに騙された新入りが来たwww」と温かく迎え入れてくれています。まぁともかく、畑をたがやしてはカブの種を蒔いて、水をやっては出来上がったカブをミストに献上し続ける毎日のラグナ君でした。しかしそんな平和で牧歌的な暮らしの陰に、何故かモンスターたちの姿が――。農夫ラグナは、ご町内を恐怖のずんどこに陥れつつある異変を、食い止めることができるのか!?


ルーンファクトリー総論
 修羅場好きの間ではわりと有名な本作です。なぜ知名度が高いかと申しますと、某所で紹介されていたからなんです。ここの管理人もその時に情報をキャッチして、次の日には購入してプレイしていました。
 で、先に総括しておきますと……管理人個人の結論を述べさせてもらえば、「正直期待外れだったかな」という感じです。買った時の意気込みが「ふぉおおおおおおおッ嫉妬ゲーキター!!!!」だったので、その反動もあるのでしょう。ですが、“具体的な嫉妬イベントが存在しない”というのも動かしがたい事実なんです。嫉妬を匂わす台詞も(極少数)あることにはありますが、通常会話の一部としてテキストで表示されておしまい――という形なんです。

 しかしその一方で、このゲームが修羅場好きの心に残る作品であることも確かだと思われます。
 本作は、そのシチュエーションからプレイヤー側が能動的に妄想することによって、初めて嫉妬分を堪能することができるタイプの創作物なのです。もっと噛み砕いて説明すれば、キャラクター達の設定や情報、その発言や人間関係などから、「ひょっとしたらこの後すごい修羅場になるんじゃないか……?」「この娘、実はすごいサイ娘なんじゃ……?」「情が深そうなこの娘は、放っておくと……」等々、邪推する余地の非常に大きいゲームなのです。確かに、痴情のもつれなんて何も起こってはいません。起こってはいませんが、「よく考えてみるとヤバイのでは?」――そう思わせるドロドロとした雰囲気があるのです。メインヒロインのミスト様からして、ゲーム開始直後からもうあからさまにあやしさ抜群です(ただし、嫉妬ヒロインというよりも邪悪ヒロインとしての側面の方が強い子です)。本作は、そうやって“邪推”や“妄想”ができる人でなければ「嫉妬クソゲー」になってしまう恐れがあります。

 さらにもう一つ、嫉妬という名の悪魔に魂を売り渡してしまった者達の心をくすぐるポイントがあります。「プロポーズを断る」ことができる点です。
 本作は隠しキャラも含めて、全部で十一人のヒロインの中から結婚相手を選ぶことができます。友好度と愛情度をMAXまで高めて、キャラ毎の条件を充たせば、ヒロインの方から「結婚しよ?」みたいな空気にもちこもうとしてきます。この時、思わせぶりな態度をとりながら、特に理由もなく思いっ切り「振る」ことが可能です。……これがどういうわけか、修羅場好きの心の琴線に触れてしまうようなんです。

 そこには何ら「嫉妬」要素が存在しないというのに、何故でしょうか? 管理人の分析によれば、「嫉妬」の源泉たる“愛の深さ”と同質のモノを、感じ取ることができるからだと思われます。
 修羅場好きが、どこまでも貪欲に“愛”を賛美し続ける硝子のように透き通ったピュアな存在であることは、もはや自明と言えましょう。そんな彼等にとって、「告白に応じる」ことによってヒロインがどれだけ喜ぶかを観察することも、当然に意義のある行為ではあります。しかし同時に、彼等の“愛”に対する追求を、そんな表層だけに押し留めておくことはできないのです。「告白を断る」ことによるヒロインの絶望と怒りの大きさからも“愛”を感じ取ることができなければ、真に愛を知る者とは為りえません。ヒロインの苦しみや悲しみや狂気を下支えしている、“報われぬ愛”にも目を向けるその姿勢こそが、修羅場スキーの修羅場スキーたる所以なのですから。応じることのできない“愛”であっても、その異常さに恐怖すら覚える“愛”であっても、それが“愛”であるという事実だけは否定できないというこの真理に、世界で唯一自覚的でいられるのが修羅場スキーという人種なのですから。彼等があまりにも優しすぎるがゆえに、「告白を断る」ことに対しても“もののあはれ”、すなわち美しさを感じ取ってしまうのだと言い換えることもできましょう。
 私はこの理論を以って、「修羅場好きの65%は、告白に応じるのも好きだが断るのも好き」という趣旨の論文を執筆中です。今度『NATURE』に掲載される予定です。


ルーンファクトリー各論
 ……うぉ。我ながら、今回はなんかガクジュツ的じゃないですか。一部で「頭悪そう」と囁かれていることに対する、管理人CPUの静かなるリベンジマッチなのでしょうか? なんかより一層馬鹿っぽく見えますが、まぁ気にしない気にしない。
 それではいつものように、一つ一つの萌えどころをピックアップして、一緒に楽しんでいきましょう。まずは本作のメインヒロイン・ミスト様からです。どういうわけか自然に“様”を付けてしまいたくなる――そんなヒロインですよ。

 一、ミスト様考察
 まずは右の画像をご覧下さい。いつもはパッケ画像で紹介していますが、今回はもっと良いイラストの物件を見つけましたのでそっちを引っ張ってきました。
 以前にも申し上げましたが、女の子の顔と表情を脳裏に思い浮かながらやきもちを堪能することが、嫉妬学の基礎であると考えています。今後も嫉妬を紹介する時には、可能な限り、「どんなヒロインだったのか」をお伝えできるモノを用意していきたいと思っていますので。……まぁ、わざわざ貴社の商品の宣伝をしてあげているのですからね、こちらも利用できるものは徹底的に利用させてもらいますよ、アマゾンさん。ギブ&テイクですぜ。
 さて、右の攻略本の表紙の女の子が、ミスト様です。見かけはどうやら、清純派の心優しげなヒロインですよね? 
 ……それでは、そんな彼女が醸し出す怪しさとそのギャップ萌えを、存分に楽しんでください。


 ゲーム冒頭、主人公ラグナは半死半生の態でよれよれと歩いています。
 しかし力尽きたのか、とある街外れの一軒家の前でブッ倒れます。いきだおれ、です。

ラグナ「ふぅ……はぁ……。……もう……だめだ……」

 その時、目の前の家の扉が開きました。我等がアイドル、ミスト様です!

ミスト「大丈夫ですか? ……行き倒れなんて珍しいですね」
ラグナ「え、ええ……なんとか。でも、もう何日も……何も……飲まず食わずで……」
ミスト「まぁ、それは大変。ちょっと待っていてくださいね!」


 慌てて家の中へ戻っていくミスト様。
 助かったぁ……と、ラグナはほっと一息です。

ミスト「はい。クワです」

 満面の笑みを浮かべたミスト様に、農具を渡されます。

ラグナ「……いや、そうじゃなくて、あの……水を」
ミスト「あっ、お水ですよね。すみません、あたしったら。ちょっと待ってくださいね」


 うっかり者のミスト様です。
 もう一度スカートを翻して、早急に必要なモノを持って来てくれます。

ミスト「はい。じょうろです」
ラグナ「……」

ミスト「……まだなにか?」(不思議そうに)
ラグナ「……あの、できれば飲む水を」
ミスト「ああっ! やだ、あたしったら。あなたがあまりに、クワやじょうろが似合いそうだったから、つい」
ラグナ「……はぁ」
ミスト「ちょっと待っていてくださいね」


 “つい”とかいう問題ではない気がするのですが……。ともかく三度目の正直ということで、ようやく水とパンを持ってきてくれました。
 ――これがミスト様との初めての邂逅です。

ミスト「ところで、この町の方ではありませんよね? 旅の方ですか?」

 さっきまでの天然ぶりはどこ吹く風、いきなり親身になってラグナの身の上を聞いてくるミスト様。……あやしいです。
 しかしラグナは正直に、自分が誰なのかよく分からないということ、行く当てもなく彷徨っていただけだということを、喋ってしまいます。

ミスト「だったら、今、使っていない家と農地があるんで、そこを使ってくれていいですよ」
ラグナ「えっ!? いや、ありがたい申し出ですけど、どこまでご好意に甘えるわけには……」
ミスト「いいんですよ。どうせ使っていないし。それにさっきも言いましたが、ラグナさんは、クワが似合うんですよ」

 いいから付いて来いと言わんばかりに、先に立って案内しようとするミスト様。
 有無を言わさない勢いです。

ミスト「ここが家と牧場です。どうです。なかなかのものでしょう?」
ラグナ「ええ。でも、やっぱり、ここを貸してもらうわけにはいきませんよ」
ミスト「えんりょしないでください。誰かに使っていてもらった方がいいんです」
ラグナ「はぁ……でも……」


 親切心なのか……何かウラがあるのか。妙に熱心に牧場経営を勧めてくるミスト様と、やや戸惑っている主人公。
 そんな押し問答(?)の最中のことです。二人の側に、いきなり一匹のモンスターが現れます!!

ミスト「えっ!?」
ラグナ「なんでモンスターがこんな場所に!? さがって! ミストさん!」


 さっと、ラグナの背後に隠れるミスト様。ちゃっかりしてます。

ミスト「な、なにか武器は……」
ラグナ「クワが使えます!」


 ……彼女は、どうしてそこまで農業に拘るのでしょうか……?
 ともかくも、クワを振り回してモンスターを撃退したラグナ。どうやら記憶を失う前は剣術を嗜んでいたらしく、結構サマになっている戦いぶりでした。

ミスト「助けてもらって、ありがとうございました」
ラグナ「あ、いえいえ」
ミスト「ラグナさんに、一つ借りができてしまいましたね」
ラグナ「借りだなんて、そんな」
ミスト「お礼と言っては何ですが、ここを使ってくれませんか?」

  ラグナ
  「……わかりました」
  「……いや、そういうわけにはいきません」


ミスト「あたしは、借りはすぐに返すタイプなんです。ささ、遠慮なさらずに」

  ラグナ
  「……わかりました」
  「……いや、そういうわけにはいきません」


ミスト「あたしは、借りはすぐに返すタイプなんです。ささ、遠慮なさらずに」
………
……

 以下、永久ループです。頑として、引き下がる素振りさえも見られないミスト様。彼女が解放してくれないので、ラグナは仕方なしに首を縦に振ってしまいます。
 ミスト様はにんまりとした笑みを浮かべて――今度はさも嬉しそうに、農作業の仕方を語り始めるのです。……何でそんなに楽そうなのでしょうか?

ミスト「よくわからないのですが、貴方には素質を感じるのです」
ミスト「野菜を育てているうちに、記憶が戻るかもしれませんし」

 ……そんなものなのでしょうか……?

 こうして、ラグナの牧場生活が始まりました。ミスト様の言うことには、主人公は大地の声を聞ける人たち――“アースマイト”の中でも、特に優れた素質をもつ選ばれしアースマイトかもしれないんだそうです。そうやって横文字にするとなんかカッコイイですが、要するに「とびっきりの農夫」ってことです。
 ともかく、ミスト様に教えられたとおりに、農作業に精を出す主人公。ミスト様に押し付けられた貸してもらった荒地を、ミスト様から貰ったクワでたがやし、ミスト様からプレゼントされたカブの種を蒔いて、ミスト様から譲り受けたじょうろで水をやります。そうしたら数えて五日後に、丸々としたカブが実りますよ。
 初めての収穫物です。感謝の気持ちとして、大家さんのミスト様に出来たてのカブの一つでもプレゼントしましょうか。

ミスト「ありがとうございます。カブですか。これ、好きなんです」

 どうやらカブが好物だったようですね。彼女の友好値だか愛情値だかがグンと上がりましたよ、あんまり嬉しくないような気もしますが。ちなみにお金を溜めて自宅を改築くしていくと、台所を造って料理ができるようになります。折角ですから、今度は調理したカブでもご馳走してあげましょうか。『カブの酢漬け』を作って、ミスト様へプレゼントします。

ミスト「カブの酢漬けですか。……ちょっとニガテです」

 おや、お気に召さなかったようです。でも変ですね、この世界ではカブを使った料理はただ一つだけ、『カブの酢漬け』だけなんです。……彼女は、あんなに大量に受け取っていたカブを、どうやって食べていたのでしょうか……? 丸齧り? いや、本当に食べていたのでしょうか……?
 彼女は、カブを、何に“使って”いるのでしょうか……?


 ――こうした疑問を抱きながら、それでもズブズブと農夫への道を歩み始めるラグナ君。牧場を一生懸命耕していると、あることに気づきます。毎日正午きっかりに、ミスト様が牧場へやってくるのです。彼女はそのまま、夕方六時までずーっとそこに立っています。

ミスト「畑、がんばってたがやしてくださいね」
ミスト「ラグナさんは、きっと、アースマイトとしての才能があると思います」


 そう言って、ただクワを振るう主人公を眺め続けています。……この作品に登場するキャラクターは皆、男女問わず何某かの職業に就いているのですが、彼女は何を生業にしているのでしょうか……。
 そんな疑問が頭をよぎり始めた、ある雨の日のことです。雨の日は作物に水をやる必要はありません。ですから、いつもよりも農作業は軽めです。草むしりだけをして、自宅の方へ戻るラグナ。さ〜て、今日はこれからどうするかな――なんて思案をめぐらせていると、家の中にぼうっと突っ立っている不審な人影を発見するのです!!
 だ、だれだッ!? モンスターッ!?

ミスト「天気の悪い日は、ヒマなので、遊びにきました」
ミスト「家にいても、さびしいので遊びに来ちゃいました。迷惑でした?」


 晴れの日のミスト様は、一日中表の牧場で、ラグナのことを眺めています。そして雨の日のミスト様は、知らぬ間に人の家に上がり込んで、勝手に寛いでいるのです。ちなみにラグナが結婚して、家で奥さんや子供が待つ身になっても、ミスト様のこの日課は継続されます。「今日は仕事が早く終わったなー。さぁて、家に帰って子作り子作り〜」とワクワクしがら自宅の玄関をくぐると……

ミスト「天気の悪い日は、ヒマなので、遊びにきました。奥さんいるのに、迷惑でした?」

 “彼女は、いったい、なんなのか?”
 疑問だらけです。不信感のみが募っていきます。そしてゲームは、プレイヤーに何も語ってくれません。マーベラスというメーカーは、そこまで作りこんでくれる会社ではないのです。全ては自分で“邪推”していくしかありません――

……監視……?


 頭に霧がかかっているようです。ただ漠然とした不安だけが心を覆っていきます。
 ……いけません。こんな寂しげな牧場で、一日中一人ぼっちで土いじりをしているのがよくないのです。たまには町へ出て、住人との会話を楽しみましょう。

町の人「どこに住んでいるのです?」
ラグナ「街外れの牧場を借りています」
町の人「あー、ミストに捕まったんですね。あはははっ!」
ラグナ「彼女、なにか問題でもあるんですか?」
町の人「いや、問題はないですよ。ただ、ちょっと変わっていますからね」
町の人「ボケているのか、マジなのか、よくわからんことが多いですしね」
ラグナ「あはは……そうですね」


町の人「さては、あんたがミストに捕まったって言う噂の子だね」
ラグナ「……」
町の人「あははっ! ミストは悪い子じゃないから、大丈夫だよ」
町の人「ただ、ちょーっと変わってるわね。うん、あははっ!」


町の人「え? あんた、あのボロ牧場に住んでんの!? はぁ……。あんたミストのバカに捕まった口かぁ。」
ラグナ「捕まった?」
町の人「どうせ『あなたには素質があると思います』とかなんとか言われたんでしょ?」
ラグナ「……ええ。よくわかりましたね」
町の人「……そりゃわかるわよ。だって、ミストは、誰にでもそう言うのよ」
ラグナ「そうだったんですか。でも、住む場所もなかったし、助かってます」



 黄昏どき。賑やかな町から、物寂しい街外れの牧場へと帰っていくラグナ。色んな人とお話をして、少し気が晴れたかもしれません。
 ……でも……でも、なにかひっかかります。何か重要な情報を聞いたような気がするのですが……。

『あんた“も”ミストのバカに“捕まった”口かぁ』
『ミストは“誰にでも”そう言うのよ』


 ――そうです。そこです。どうやらラグナが来る以前にも、同じ様な目にあった人たちがいるみたいですね。その「前任者」たちはどこへ行ったのでしょうか? 牧場は荒れたままの放ったらかしだったわけだし、働いているのは自分一人だけだし。それに、みんな口々に“捕まった”という表現を使うのも少々気にかかります……。
 あぁいけない、また疑問ばかりが増えてしまいました。最近、やなことを考えてばかりです。不安を掻き消すかのように、頭をブンブンと振ったラグナ。夕日を受けて長く伸びる自分の影の先を、思わず見遣りました。牧場のはずれの石垣――
 ……今まで気づきませんでした。何故気づかなかったのでしょうか……?
 それは、無数の、墓の形をしています。

 先ほども述べましたが、ゲームはプレイヤーに何も語ってはくれません。マーベラスというメーカーは、そこまで考えて作ってくれる会社ではないのです。
 全ては自分で“邪推”していくしかありません――


 さてさて、そんなこんなでも表のストーリーは進んでいきます。
 牧場だけでは飽き足らず、町のまわりに点在する洞窟の中まで耕しまくるラグナくん。耕さないことには前へ進めないので、ともかくクワを振るうしかありません。そうしているうちに、ご町内で起こりつつある異変――モンスター出現の真相に迫っていくことになります。簡単に説明すれば、侵略をもくろむ隣国の陰謀だったんです。
 しかし事態を悪化させていたのは、ほかでもない、主人公自身でした。ラグナは“選ばれしアースマイト”ですから、彼が畑を耕して作物を育てると、大地が活性化してしまいます。そのせいで大地の魔竜が蘇ってしまった――とか、そんな感じです。主人公がその魔竜をブッ倒して、おしまいです。

 しかし……よく考えてみてください。
 別に主人公は、自発的に畑を耕していたわけではありません。ミスト様から強制されてミスト様に勧められて、そうしていただけです。
 と、いうことは――

 そもそもの元凶は、ミスト様なのでは……。

 何度も繰り返しになりますが、ゲームはプレイヤーに何も語ってはくれません。マーベラスというメーカーは、クソゲー会社少々残念なところがある会社なのです。
 全ては自分で“邪推”していくしかないのです――



二、各ヒロイン考察 ――その振られっぷりから
 ここではミスト様以外の十人の結婚可能ヒロインについて、言及していきます。先に総論で述べました通り、「プロポーズを期待しているヒロインを振る」ことによって、その“愛の深さ”を堪能するという考察方法を採用しております。
 まずは右の画像をご覧下さい。これまた都合の良い物件を見つけてきましたよ。この本の表紙には、攻略可能なヒロイン全員の顔が描かれています。この画像と照らし合わせながら、一人一人を個別に研究していきましょう。なお、管理人が個人的に「良いッ」と思った振られっぷりのヒロインには◎、「まぁまぁかな」なヒロインには○、「もっと頑張って振られてよ」と思ったヒロインには△を、それぞれの名前の横に記しておきました。皆様の研究活動の参考にでもなれば、幸いです。
 
1、ビアンカ △(怒るなら気合を入れて怒ってほしいです)
 右の画像でミスト様の真下、時計に見立てると4時の位置にいるのが“ビアンカ”です。青髪縦ロールの娘さんですね。
 彼女はこの町一番の富豪の娘で、そのせいか大変に我侭です。初めて主人公に会った時も“臭そう”と言い放ち、その後も会うたびに貧乏人扱いしてきます。彼女は物質的に恵まれている反面、その心は寂しさで一杯のようです。 ですからこのビアンカに対しては、何をプレゼントしても喜ぶことはありません。しかし毎日話しかけてあげるだけで、徐々に愛情値が高まっていきます。

使用前:「……いつも話してくれるからって、べつに、あんたのこと好きになったりはしないわよ」
           ↓↓↓
使用後:「ラグナ……また来てくれたんだ。……ちょっとうれしいな」


 まぁ要するに、ツンデレですね。
 それじゃあ、振ってみましょうか。

ビアンカ「ね、ラグナ……。どうして、そんなに私にかまうの?」
ラグナ「ビアンカさんの家はお金持ちで、ものには満たされているじゃないですか」
ラグナ「だから、ボクは、たくさんはなしかけて、気持ちも満たしてもらいたいなって思ったんです」
ビアンカ「……なんでもお見通しなんだ。じゃ、今、私が考えていることもわかる?」

  「僕のプロポーズを待っている」
  「お父様が太りすぎだと思っている」

ビアンカ「……バカでしょ、あんた? もう二度と来ないでよね!」(友好値・愛情値共に0に)



 ※備考
 作中で誰かと結婚式を挙げると、他ヒロインは祝辞を述べに来るのですが、その時ビアンカだけが未練がましいことを口にしてくれます。
 ビアンカ「○○と結婚したんだ……。あんたは、私のことが好きかと思ってた……まぁいいけどね」(寂しそうな表情で)


2、フィル ◎(言葉少なですが、情念を内に溜め込んでいるのが伝わってきます)
 さっきのビアンカの真下、5時の位置にいる黒髪の少女が“フィル”です。
 この子は町長の娘さんで、町の養鶏場のお手伝いをしています。少々地味でプレイヤーにも忘れられがちな彼女ですが、ここの管理人にとっては本作中で二番目にお気に入りの娘さんです。というのも、こういう控えめで目立たない子ほど、激しい感情を過度に押さえ込んでいる可能性が高いからです。“静かに嫉妬の火を燻らせて、昏い情念に胸を焦がす”――扉の陰で瞬きひとつ身じろぎひとつせずに、想い人と泥棒猫の情事を眺めているようなタイプは、往々にしてこういう地味系の女の子たちです。だから管理人は、コンパでもテーブルの端っこの方にいる子ほど気になって仕方がありません。
 そうです。お察しの通り、このフィルもなかなかに情が深そうな雰囲気を漂わせている娘さんなんです。フィルはここのところ病気がちで、激しい運動ができない状態にあることをずっと悩んでいました。しかし主人公は、彼女の体調不良の原因が所持している“呪いの石”にあると見抜きます。石を捨てさせることによって、フィルは元気を取り戻すことができました。その時の感謝の気持ちが膨らんでいき、やがては主人公への恋心になってしまった彼女です。

 フィル以外のヒロインと結婚式を挙げた場合、彼女は(表面上は)にこやかに祝福してくれます。
「おめでとうございます。ラグナさんが、この街であらたな家族を作られることをうれしく思います」
 しかし結婚後、彼女に話しかけると……。
「ラグナさんが結婚してなければ、こんなに苦しまずにすんだのに……」
 こんな恨みがましいことを、ぼそりと呟いてくれるのです。

 ほんじゃさっそく、彼女を振りましょうか。

フィル「ラグナさん。私……私……あなたのことが……」

  「フィルさん、結婚してください」
  「ごめんなさい」

ラグナ「ごめんなさい。なんか、カンチガイさせたみたいですね」
フィル「そ、そうですよね……。……さようなら、ラグナさん」



3、トルテ △(ウザささえなければ、上位に躍り出ることができました)
 先ほどのフィルのさらに下、6時の位置にいる金髪眼鏡っ子が“トルテ”です。
 引っ込み思案で恥かしがりやなトルテは、図書館の司書として働いている女の子です。また自分自身も本が大好きで、暇さえあれば読書ばかりしているようです。ハッキリと物を言わないうざったい物腰から、プレイヤーからの人気はどうやら低め。彼女のハートを射止めるためには、毎日図書館に足を運んで何か一冊本を読まなければならず、手間がかかって仕方がありません。他ヒロインと同じ様にプレゼント攻勢を仕掛けても、愛情値は一向に上がっていかないのです。そこら辺がまた、プレイヤーからの不興を買っているようですね。
 彼女は夢見がちな少女でして、恋愛についても本から仕入れた変な拘りを持っています。図書館にある『理想的なプロポーズ』という本に書かれている通りのお作法を、要求してくるのです。その内容とは「晴れの日の祝日に風呂に入って身を清め、午後九時に山頂でLサイズ牛乳をプレゼントされると幸せに結婚できる」というものです。これをそっくりそのまま履行しなければなりません。……ほんと、ウザったいです。

 さ、盛大に振ってやりましょう。

トルテ「この場所……この時間……そしてこのミルク……」
トルテ「も……もしかして……ラグナさん、あの……その……あの……その、わ、わたくしに……あの……その……」

  「結婚してください」
  「いや、牛乳があまったので」

トルテ「……ラグナさん……。……ひ、ひどい……です……。そんな……人だった……なんて。一生、軽蔑します……」



4、シャロン ○(ツン→デレの過程さえ把握できていれば、充分に萌えられます)
 今度は表紙絵画像の一番上に描かれている女性、12時の位置にいる銀髪ロングのお姉さま“シャロン”に着目です。
シャロンは神秘的な変人さんです。一日中、とある遺跡の中にいるのです。どうやらそこが大好きなご様子で、大地の力がどうとか聖獣がどうとかわけの分からないことを呟いては、物思いに浸っていたようです。そんな生活を送っていますから、町の住民の中では一人だけ異様に孤立しちゃっています。ちなみに「遺跡の中で寝泊りしている」と噂されていますが、別にそんなことはなくて夜になるとちゃんと町へ戻って来ています。
 そういう偏屈な性格なので、主人公に対しても冷たい態度……というか、あまり興味がなさそうな雰囲気でした。彼女は人間よりも、モンスターや野獣などに心を開いている変人さんですからね。……けれど主人公だってアースマイト(=すんごい農民)として、モンスターと心を交わしあったり作物を育てて大地に活力を注ぎ込んだりしているのです。そんな彼の行動を、彼女だって次第に理解してくれるようになります。「この人は他の人間とは違う」――そう思った時には、女の子はもう恋に落ちているようなものです。
 モンスターと仲良くして、聖獣の鱗から作り上げた“グリモアの装剣”というアイテムをプレゼントすれば彼女を落すことが可能です。

 んじゃ、落したついでに、失恋という絶望の淵にも叩き落してみましょうか。
 (こ、断っておきますが、管理人は別にサドじゃありませんからね? 今回はそういう方向性なだけで……)

シャロン「ずっと、この剣と共にプロポーズされる日を、夢見ていました。ラグナさん……」
ラグナ「シャロンさん……」

  「結婚してください」
  「剣を見せにきただけです」

シャロン「……あなたという人間を誤解していました」
シャロン「最低の男ですね。もう二度と現れないでください!」



5、ラピス ○(未練たらしいアイドルという感じでgood)
 次の獲物は先ほどのシャロンの右下、1時の位置に描かれている娘さんです。ロングヘアーのおっとり少女で、名前は“ラピス”と言います。
 この子は教会の神父の娘で、職業は看護婦さんです。その出自から伺われるように、心優しく清楚で慎ましい性格の持ち主です。設定上は町のアイドルであり人気ナンバーワンの女の子だということになっていますが、プレイヤーの立場からしてみればやや存在感の薄いヒロインであるような気がします。特にアクのない正統派ヒロインなので、一癖も二癖もある女の子が多い本作の中では目立ちにくいのかもしれません。
 彼女は心優しくなおかつ責任感のある看護婦さんなので、自分の命を軽んずるような人が嫌いです。そのため、働きすぎて過労で倒れたりすると愛情値が下がってしまいます。その点さえ気をつけていれば、甘いモノをプレゼントしているだけでドンドン惚れていくのでノープロブレム。ラピスの子供の頃からの夢は、プロポーズされる時に彼女と同じ名前を持つ宝石“ラピスラズリ”を贈られることだそうです。そこんとこ押えておけば、やけにアッサリと陥落するアイドル。

 それじゃあ白衣の天使にも、一度地獄というものを味わってもらいましょうか。

ラピス「こ、これはラピスラズリ。……ラグナさん。これを私に?」
ラグナ「はい。どうしても、これをラピスさんに渡したくて、探してきました」
ラピス「それって……」

  「結婚してください」
  「ちょっと見せたかっただけです」

ラピス「……私、子供の頃から、ナースになる夢と、ラピスラズリと共にプロポーズされるのが夢でした」
ラピス「ナースになる夢はかないましたが、もう一つの夢は、もうかなわないとわかりました」
ラピス「とてもさびしいです」



6、メロディ ◎(良い子はやっぱり、振られてもイイってことが分かりました)
 お次は4のシャロンの左下、11時の位置におわします魔法帽をかぶったお下げの女の子でいきましょう。名前は“メロディ”です。
 管理人が本作で一番気に入っているヒロインです。服装からしてどう見ても魔法使いなのですが、実際にはそんなことは全くなくて、職業はお風呂屋さんなんです。小さい頃からの夢が魔法使いだったために、そういう格好をしているだけなんだそうです。彼女は陽気で明るい性格の女の子でありまして、よく軽やかに鼻歌を口ずさんでいます。喋り方もかなりくだけた友達口調です。
メロディ「よろしくね、ラグナ。お風呂は無休なんで、いつでもきてちょーだいね」

 ……だがしかし、彼女のそんな姿は、実は全部強がりだったことが判明します。
 メロディは天涯孤独な身の上で、ずっと一人ぼっちで生きてきた女の子だったのです。物心ついた時にはもう、彼女の家族は全員亡くなっていたんだそうです。そんな境遇に負けたくなかったから、泣きたい時ほど笑うように頑張ってきたんだそうです。
 どのような経緯でこの町に住むことになったのかも分かりません。だから彼女は町にいても、自分がよそ者であるような意識に苛まれ続けています。休日の海岸に行くと、彼女が一人ぽつんと海を眺めている光景が見られます。この海の向こうに、自分の故郷があるような気がするのだそうです。そんなメロディなので、自分と似た境遇にいる主人公のことを気にかけていたのでした。
 メロディの心に近づいていくためには、彼女の孤独を紛らわせてあげることが大切になります。側にいてあげるのです。具体的に言えば、毎日お風呂に入りに行くのです。あとは彼女の本音を聞いてあげるだけ――それだけでもう、寂しくて仕方がなかったメロディは、主人公に依存していくようになります。

メロディ「ラグナってさ。記憶なくしちゃってるんだよね?」
ラグナ「ええ」
メロディ「寂しくない?」
ラグナ「……寂しいですが、ここでの記憶が増えて行くのが楽しいです」
ラグナ「メロディさんと話すのも楽しいですし……。メロディさんは、まだ寂しいですか?」
メロディ「えっ……。あ、あたしも、ラグナと話していれば、寂しくないな」

メロディ「ラグナが会いに来てくれるの……とってもうれしいよ」
メロディ「あたし、ラグナの前でなら、本当の自分の姿を出せるからさ」
メロディ「弱い自分を見せても……いいんだよね?」
ラグナ「ええ」
メロディ「ありがとう、ラグナ」

メロディ「ラグナ、あの……あたしと……。その……」
ラグナ「?」
メロディ「な、なんでもない……。また来てね」


イイ感じで想いが募っています。イイ感じで依存が始まっています。
さぁさぁ、いきますよ? いきますよー
今回ばかりは流石の管理人も、アレをやるのは心が痛むのですが……せーのっ!


メロディ「ラグナ……。……どうしよう、もう自分の気持ちにウソがつけないよ」
メロディ「……あたし、ラグナのこと、好きだよ……本当に」

  「僕もメロディさんが好きです」
  「僕が好きなのはお風呂です」

メロディ「……そんなに好きなら、お風呂と結婚しなよ! 風呂は下だよ!」



7、ロゼッタ ○(元気がいいのは良いことです。でも、もっと怒れるはずです)
 まだまだいけますか? いきますよ? 今度はメロディの左下の女の子、時計に見立てると10時の場所にいる金髪の彼女です。“ロゼッタ”といいます。
 ロゼッタは雑貨屋の娘で、父親の仕事を手伝っています。ラグナが収穫した作物や洞窟で拾ってきた鉱石など、日々の出荷物をわざわざ牧場の方まで受け取りにに来てくれる、働き者なんです。その性格は世話好きのサバサバ系、それでいて乙女っぽい側面(恋愛小説を読むのが趣味)も垣間見れる女の子――まぁ、よくあるパターンですな。また、少し負けん気の強いところがあり、同年代のミスト様をライバル視しているようです。

ロゼッタ「ところで、ここにはよくミストは顔を出すの?」
ロゼッタ「いや、まぁ、別に、どうでもいいんだけどさ」


 そんなロゼッタは、“ホワイトストーン”という幸せを呼ぶ石の伝説に憧れています。告白されるときは、そのホワイトストーンと一緒に――と考えているようです。
 何かあるとすぐに「さては、あたしに気があるの?」と、ラグナのことをからかおうとするロゼッタ。まぁそういった言動に、彼女の本音が見え隠れしているのですが……。
 しかし今度は、我々が彼女をからかう番なのです。

ロゼッタ「ホワイトストーン!? これをあたしに?」
ラグナ「ええ、ロゼッタさん。あなたにあげようと思って、一生懸命探しました」
ロゼッタ「……ラグナが、あたしのために?」
ラグナ「はい」
ロゼッタ「これをあたしにくれるって……意味わかってるの?」
ラグナ「はい」
ロゼッタ「…………………本当に?」

  「結婚してください」
  「いや、深い意味はなかったんですが」

ロゼッタ「はぁ!? サイテーね、ラグナって!!! 二度と、あたしに口きかないで!!!」



8、タバサ ○(粘着質です。根気があるのはよいことです)
 がんばりましょう……これで、最後です……。
 ロゼッタの下、時計では8時の方向で微笑んでいらっしゃるメイド姿の色黒のお姉さん。この子の名前は“タバサ”です。
 タバサは、最初に紹介したビアンカお嬢様のおうちで働いている家政婦さんです。非常に大らかな性格の娘で、つまらないことにもイチイチ感動していたりします。あの我侭放題のビアンカお嬢様に顎でコキ使われている日々を送っていますが、それでも「お嬢様は根はとても良い方」だと言い切ってしまえるあたり、大した心の広さです。
 ……でも彼女には秘密があったんです。実は彼女、人間じゃなかったんです。エルフだったんです。他種族間の交流と友好のために、こんなとこでメイドなんかやってたんですって。そしてもう一つ、彼女が人間社会に紛れ込んでいる理由があります。他種族理解をもっと深めるための一環として、その血を迎え入れること――すなわちお婿さん探しです。
 そんな彼女のお眼鏡に適うためには、グローバルなモノの見方ができることを見せ付けてやらなければなりません。すなわち、人間だけではなくモンスターとも仲良くする必要があります。しかし「モンスターと仲良くする」と言っても、このゲーム内で実行可能なことは「飼いならして家畜化する」ことだけ。50体のモンスターを家畜にすれば、貴方も晴れてエルフの伴侶になれます。……つまり、エルフは「家畜として扱われたがっている」ということなんでしょうか? タバサはそういう性癖の持ち主のようです。

 いい度胸だぜメス豚め、家畜に恋愛感情などは無用だと教え込んでやる。

タバサ「実は、私は人間界に結婚相手を探しにきていたのです」
ラグナ「えっ、そうだったんですか?」
タバサ「はい。そして、結婚相手の条件が人間と異種族との架け橋になれる人。それが、ラグナ様。あなたです」
ラグナ「僕が?」
タバサ「あなたは、多くのモンスターを仲間として、大切にかわいがっています。あなたなら、大丈夫です」
タバサ「ラグナ様。……私と結婚してください」

  「はい」
  「ちょ、ちょっとまだ心の準備が」

タバサ「そうですか……。でもまだあきらめません。ラグナ様が、他の方と結婚するまでは待ち続けます」



9、冥とリネット少佐 (未攻略)
 残ったヒロインは、2時の方向(ミスト様の真上)にいる“めい(冥)”という少女と、7時の方向にいる眼帯の女性“リネット少佐”です。
 この二人は管理人が攻略しきれなかったために、失恋レビューをする事ができません。つか、めいの結婚可能条件がキツすぎます。



三、結びに

 やり遂げました……。
 ヒロイン総なめしましたよ……。全員振って見せましたぜ……。
 自分で企画しといてナンですが、こりゃ結構キツいものがあります。嫉妬という名の“愛”に捧げられた生贄である管理人といえども、心身が鋼で出来ているわけじゃあございませんからね。本当は大好きなヒロインたちに酷いことを言って、罵声を浴びせられて、苦労して溜めた愛情値が0になる瞬間を目撃することは、心が張り裂けそうになるほど辛いことなんであります。はて、私は、何故にこんなことをしていたんでしょうか……?

 いや、まだだ。
 まだ我々の戦いは終わっていない。まだ、もう一人だけヒロインが残っています。
 彼女が――ミスト様が。

 ミスト様と結婚できるようになる条件はズバリ、「家の前の畑を全部たがやすこと」。そんな条件なんかとっくの昔にクリア済みです。
 管理人と管理人の操るラグナ君は、今、傷ついた心と身体を引きずるようにして、ミスト様の家へと向かっています。
 やり遂げなければ。ミストを振ってみせなければ。
 その時、主人公は――自由になれる。そんな気がしてきます。


ミスト「あら、ラグナさん。いらっしゃい。何か御用ですか?」

  「ちょっと話がしたくて」
  「ちょっと顔が見たくて」
  「ちょっとプロポーズしたくて」


 目頭が熱くなります。奔流が決壊して噴き出しそうなります。
 彼女だけは、振ることができない……。……とゆうか、どうして、そういう、選択肢に、なるの……? 
 主人公の人生の岐路は、「ちょっとコンビニ行ってくる」というノリと同程度だということなのでしょうか……?

 嗚呼……そういうことか。
 そういうことだったのですか。もう、逃げられないんですね? 最初から、逃げることなんて許されていなかったんですね?
 管理人はメロディが一番好きだったはずなのに、最後は結局ミスト様と……。

ミスト「え!? プロポーズって……なにかジョウダン……ですか?」(白々しい)
ラグナ「いえ、本当ですよ。結婚してください。ミストさん」
ミスト「あの……本当に、あたしでいいのですか?」
ラグナ「はい。ミストさんがいいのです。……返事を聞かせてもらえますか?」
ミスト「でも……あの……その」
ラグナ「この土地に僕が住むことになったのは、ミストさんのおかげですよ。だから責任をとってください。あはは」(から笑い)
ミスト「は、はい。……あたしでよければ、よろこんで」
ラグナ「よかった。……かならず、しあわせにします」
ミスト「はい。信じてます……初めて会ったときから


 嗚呼、やっぱり。
 彼女には、こうなることは最初から分かっていたんだ。最初から仕組まれていたことだったんだ。
 全部、ぜんぶ、彼女の掌の上で踊っていただけだったんだ……。
 分かりましたよ、ミスト様。貴女のために、カブを一生作り続けましょう……。


 という感じで、自分で“邪推”して楽しむゲームなんです。


<おまけ:運命から逃れられなかった、とある農夫の末路>

ミスト「はいあなた。お弁当ですよ」
 『てんぷらうどん』をもらった
ラグナ「ありえない……ありえないって」
ミスト「どうかしました?」
ラグナ「どこの世界に、弁当にうどんを持たせる妻がいる!?」
ミスト「うどんキライでしたか?」
ラグナ「そういう問題じゃな〜い!」


ミスト「はいあなた。お弁当ですよ」
 『イワシ』をもらった
ラグナ「……」
ミスト「どうかしました?」
ラグナ「……この生魚を、一体どうしろというのだ?」
ミスト「焼いて食べればよいかと……」
ラグナ「……いや、初めて会った時から実は分かっていたんだ。ミストは、こういう女だって。あははは……」


ミスト「はいあなた。お弁当ですよ」
 『小麦粉』をもらった
ラグナ「……これは……材料だ……弁当とは言わない」
ミスト「でも、小麦粉って、パンでもうどんでもなんでも作れる、まほうの粉なんですよ!?」
ラグナ「それはそうだが、ふつう弁当には持たせないだろう!」


ミスト「はいあなた。お弁当ですよ」
 『トマトの種』をもらった
ラグナ「……」
ミスト「もしかして、トマト、キライでした?」
ラグナ「……いや、トマトは好きだが、これは、タネだ」
ミスト「畑に植えてくださいね。そうすれば、トマトが食べられますよ」
ラグナ「昼までに育つか!」



ゲームとして
 「牧場物語とファンタジーRPGは混ざるのか?」という危惧は、杞憂に終わったみたいです。意外に違和感ありません。単純作業になりがちな従来の牧場経営に、良いアクセントがついた感じです。でもそれで力を使い果たしたのか、前作までは出来たことが出来なくなっていたりもします。キャラ設定もよく練られているのに、それを表現するイベントがまるで用意されていません。全体的にすごくアッサリ風味。時間と資金が足りなかったからなのでありましょうか……。斜陽産業である最近のゲーム業界に、「作り込み」を要求するのはちょっと酷なのかもしれませんね。まぁ、仕方なかったのでしょう。
 ですが、バグが多すぎです! しかも、セーブデーター破壊という致命的なバグまであります! これはどうあっても、擁護できる類の問題ではありません。一番やってはいけないことだと思われます。ということで、「駄作」のハンコを押しときます。


ルーンファクトリー 新牧場物語  総合評価
嫉妬度 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1
修羅場度 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆2
ヤキモチ量 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1
変な魅力 ★★★★★★★★☆☆8

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化物語(西尾維新著)

 PN「技マシン様」からのタレコミレビューです

自分が薦めるのは西尾維新という作家です。

おそらく一番取っ付き易いのは「化物語」という作品です。
そのヒロイン、戦場ヶ原ひたぎは主人公が他の女の名前を出しただけで目を本気でペンで突こうとしたり、
臭いで他の女といたか分かったりします。
もしも主人公が殺されたなら、絶対確実に相手を殺します。
じゃあヤバイ人物かというとそうではなく、言い表せないくらい魅力溢れる人物です。
正直、自分では伝えきることが出来ないので、読んでもらうのが一番早いかもしれません。
とりあえず神原駿河はヤバイ。

その代表作「戯言シリーズ」もかなりきてます。
ネタバレの関係もありますが、ヒロインは主人公が自分のものでなくなれば地球を壊すと言ったりします。
個人的には一作目はまだ押さえ気味だと思うので
とりあえず二作目の「クビシメロマンチスト」まで読んでみて頂けると。

「きみとぼくの壊れた世界」もなかなかなので、暇があれば。
修羅場的には妹が特に…


全体的に嫉妬を期待するとそこまででもないかもしれませんが、単純に面白いです。
活字で声を上げて笑ったのは久しぶりでした。
小説とかは苦手だと言う人でも全く問題なく読めます。

※自分の文はちょっと載せるのは恥ずかしいかもしれません。



 管理人です。(未レビュー)
 はい。遂に遂に、このサイトにも外部レビューをしてくださる方が現れました……。イママデ、ヒトリボッチデ、ガンバッテキテ、ヨカッタ……。
 文章については、ここの管理人自身が文法とマナーと理性とニュートンの法則と相対性理論を無視して勢いだけで書いているので、なんの心配もいらないのです! ただ「やっぱり掲載は恥かしい」という場合はすぐに削除させてもらいますので、気軽に申し出てくださいね。本当に、ありがとうございました。
 というわけで、管理人もスケジュールと心の余裕が空き次第読破して、ここにレビューを続けさせてもらいます。やるべきことは山積みなんで、いつになるかは分かりませんが、必ずや……。

 なお、この場に付記するような形になって大変申し訳ありませんが、未来日記やアルトネリコを薦めてくださった方々についても、決して忘れてはおりません。レビューを書く時間と気力とやる気と精神的安定性さえあれば必ずご紹介させて頂くので、末永くお待ち下さい。アレは二作とも、レビューにえらい手間がかかる代物ですからねぇ……。


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